わたしは「火星人」。火星から来ました。

「私はミラーです。アメリカから来ました」のバージョンで
「私は火星人です。火星から来ました」「私はドラえもんです。未来から来ました」も教えましたぁ、、、!と新米教師の授業報告メールが送られてきた。
「それはイカンでしょう!」というとその新米教師、「何がイカンですか。新しい学生に喜んでもらおうと、『受け狙い』のつもりでやったんですけど、、、。」とお冠。
それではなぜ「イカン」か、お応えします。

1.まず、新しい学生に喜んでもらおう、という精神は大いに結構です。ただ、まだ日本語を勉強し始めたばかりの学生たちには「アメリカ人」、「火星人」、「ドラえもん」の区別もつかないので、せっかくがんばってやっても残念ながら「受けない」。

2.「ミラーさん」は人の名前で、「火星人」は「火星に住んでいると思われる人」なので、
もしどうしても「火星人」を使いたければ、
① 私は 土星人です。 土星から 来ました。
② 私は 水星人です。 水星から 来ました。どうぞ よろしく。
のようなバージョンにする。。

3.「わたしはドラえもんです。未来から 来ました」の文の「未来」は時間なので、この
バージョンを使いたければ、
① わたしは 忍者 ハットリ君です。過去から 来ました。
のような文を使う。

以上のような理由で、最初の自己紹介の時からこんなややこしい文を使ったら、「受け狙い」どころか、次からの授業がうまく運ばなくなる可能性が高い。だから「イカン」のであります。最初は教師と学生の実力を考えれば、まずは堅実に
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「私は ミラーです。 アメリカから 来ました。」
「私は ワンです。  中国から 来ました。」
「私は サントスです。ブラジルから 来ました。」
のような平凡な文から始めたほうが無難だと思うけど、、、、。

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